こんにちは、無知の知晴れのアヲノ旗(@awonohata)です。
2020年も、もう9日が終わりかけています。
上司がよく終わった日のカレンダーに斜め線を引いているのですが、きっと1日1日を大事にするための習慣なんだなあと思って、最近真似しています。
さて、今回はmoto著『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』をご紹介します。
motoさんといえば、ツイッターなどでそのつぶやきを目にしている方も多いのではないでしょうか。
私、アイコンの絵柄が好きなんですよね!
手段とゴールの設定を見直すと動き方は変わるのよね。経験上、今まで目標としていたものを「手段として達成すべき目標数字」に置き換えると燃え尽き症候群は脱せると思う。そもそも何故この仕事をやっているのか?みたいなテーマも設定しておくのが大事だと思うね。
— motoさん (@moto_recruit) January 8, 2020
ロングインタビュー受けました→「選んだ道を”正解”にする」副業年収1億円のmotoさんが語るSNS&キャリア論【転職アンテナ取材記事】https://t.co/n9wVpoo2A1
— motoさん (@moto_recruit) January 8, 2020
目次
【『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』を三行で表すと?】
- 「働き方の考え方を変えること」「転職術」「副業術」の三軸に沿って書かれている
- 自分が何を求めているかを明確にすることで、方法は変わってくる
- 受け身の働き方から、付加価値を生み出す働き方へ
【『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』読むとどんな効果がある?】
- 副業だけでなく、本業に対しても前向きになれる
- 状況別で、どういった転職サービスを利用するべきかわかる
【『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』で使えそうポイント】
<働き方の考え方を変えること>
「機会をもらえる環境」で背伸びをする
リクルートには「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」という社訓があるそうです。
まず機会を作りだし、全力で取り組むことを繰り返していくことで、実力もつき、自分の生産性を高めることができます。
自分という会社を経営する目線を持つこと
自分を株式会社に見立てて、「売り上げをどう上げていくか」「利益を増やすにはどうしたらいいか?」という視点を持つこと。
つまりは、自分という会社の経営方針に責任を持つ意識が大切です。
経営方針を決めることで、目標が明確になり、実際に何をすればいいのか考えることができます。
<転職術>
自分の生産性を高めること
「自分の仕事をちゃんと理解したうえで、どんな人にでもわかりやすく説明できて、行動を伴っている人」になること。
そのためには、「業界の状況→会社の課題→部署の役割→自分のミッション」というように、上流からの流れを意識することが大切です。
この流れを意識すれば、自分のどういった情報を集めることが必要なのかが自ずと分かるようになります。
キャリアを上げる3つの指針
- 「出世によるキャリア」
…同じ会社の中で、役職を上げていく方法。王道のキャリアアップ方法。 - 「職種のスペシャリストになるキャリア」
…業界にこだわらず、営業や経理など、どこの会社にもある職種を極める方法。 - 「業界のスペシャリストになるキャリア」
…一つの業界の事情通となる方法。極めることで、他業界であっても、その業界を含んだ場所であれば、業界知識を活かすことができる。
今の仕事が嫌になった時に転職してはいけない
「早くやめたい」という気持ちが先行すると、転職のゴールが、キャリアアップではなく、「会社をやめること」になってしまいます。
内定を得ることが一番になってしまうと、職場環境や待遇に妥協してしまい、結果的に良い転職ができない傾向があるそうです。
転職するなら情報を集めよ
「年収の高い求人では、どういう人が求められるのか」知ることができます。
今のスキルにプラスαで、どういったスキルを伸ばしていくべきかを明確にすることができます。
「何の制約もない状態で、なりたい姿=願望」を思い浮べよ
「こんな生活は無理だろうな」と無意識にかけているブレーキを無視してみる。
そうして、手触り感があるレベルまで想像してみる。
具体的な数字ややることを思い浮かべることで、「どうやったら実現できるだろう」という考えにシフトすることができます。
<副業術>
「本業への余裕を生む」副業の3つのメリット
- 自分を売り出す「個のブランド化」
…「◯◯ができる人」というブランドを築くことで、ブランド力にもなり、実力もつく。 - 収入チャネルの増加による経済基盤の確保
…生涯年収の増加に寄与する。 - 本業における「市場価値向上」への寄与
…「会社をやめても生きていける」という安心感を持つことで、本業の新しい分野や未知の案件にも挑戦しやすくなる。
【まとめ】
一番心に残ったのは、「行動を起こさないことこそ、最大の失敗だ」という言葉でした。
著者は、ホームセンター勤務から4度の転職や副業などを経て、サラリーマンとして年収1000万、副業では年収4000万円を稼ぐほどになりました。
色々と試行錯誤して来たからこそ、この言葉に説得力があるのだと考えます。
転職・副職を考えている方だけでなく、今の本業で成果を出したい方、今、特にやりたいことが見つからなくて焦っている方にもオススメの本です。
一緒に勉強楽しみましょう!