【人生を楽しむには、「余白」が必要】
数々のベストセラーに携わってきた編集者による、時間管理術本。
時間の使い方を意識して二つに分ける(プロダクティブタイム・アンプロダクティブタイプ)
考え方を紹介しています。
時間管理術というと効率化に走ってしまいがち。
けれど、著者は「無駄なことをする時間」の重要性を訴えています。
社会人で、趣味の時間をなくして毎日辛い勉強をしようとすると、
多くの人が挫折してしまいます。
その反対に、自分が楽しめる趣味を続ければ、
共通の趣味を通じて人脈が広がったり、視野を広くするのに役立ちます。
私も、趣味で小説本を作ったことや、ブログを書いている経験が、
全く関係ない今の仕事に役立っています。
筆者の「続けたものしか結果は出ない」という言葉に、
多くの人が納得するのではないでしょうか?
本書は、仕事での時短テクニックを紹介した本ではありません。
その代わり、人生の時間の使い方を振り返るための
エッセンスがギュッと詰まっています。
効率化に疲れてしまった方や、プライベートな時間をもっと持ちたいと願う方に
オススメしたい本です。
この記事では、長倉顕太著『「やりたいこと」が見つかる時間編集術
「4つの資産」と「2つの時間」を使って人生を変える』をご紹介します。