
こんなフシギな植物があるなんて!
珍奇植物「ビザールプランツ」を特集した本。その道40年で栽培してこられたshabomaniac!さんも監修しています。ただ、栽培方法を書いた本というよりは、図鑑のように楽しむ本だと思いました。
サボテンのような「多肉植物」とコーデックス(根や茎が塊のようになった塊根植物)の二つの章に分けて掲載されています。
サボテンひとつとっても、こんなに種類があるんだ!と、豊富な写真で、眺めているだけでも楽しいです。個人的に、コーデックスの「オトンナ カカリオイデス」がこじんまりとして可愛いなと思いました。「ラリレアキア(仏頭玉)」は仏の螺髪を彷彿とさせる名前なんだとか。見た目で名付けされる例も面白いです。
植物に欠かせない、植木鉢の話も興味深かったです。詳しくは巻末のコラムにて。

今回は、藤原連太郎 (著) shabomaniac! (著)『珍奇植物 ビザールプランツと生きる』(日本文芸社)について書きました。