
【「書く」ことを生業にするには?】
本書は、地味ながらも「書く」ことで、手堅く副収入を得る方法を紹介している本です。そして稼げるということを知っていただいたその後で、書くことが好きな人の夢について、ちょっと背中を押す本でもあります。
(はじめに ー「書く」楽しみで「稼ぐ」楽しみー より)
不況でのリストラ後、副業ライターの経験を生かして50代にしてフリーライターとして再出発した著者が綴る、副業ライターの始め方本。
副業ライターの種類や仕事の探し方から初めての商業出版まで、8章展開でまとめられています。
要するに、1度に本1冊分の文章を書こうとせず、ブログ投稿1回分の文章を書き溜めていくと考えれば、「うん、書けるぞ」という気持ちになれるでしょう。
私は自分の本をKindleで出版するのが夢なので、第8章の「Kindle ダイレクト・パブリッシングで本を出そう」はとても参考になりました。
ブログを執筆されている方や電子書籍出版に興味がある方は、そこから読んでみてもいいかも。
ちなみに、初版からの時代の変化を鑑みて、内容もリライトされているとのこと。
多くの企業で副業が解禁となった現在、必要になっていく本だと思います。
- じぶんで本を作ってみたい
- 副業ライターとしてのスキルや経験を身に付けたい
という方の第一歩にオススメです。
今回は、しげぞう著『1日1時間から稼ぐ 副業ライターのはじめ方 先行き不透明な時代の自己防衛術』(自由国民社)について書きました。